暖かくしたボールと冷たいボール、どちらが飛ぶのか?

総合

北海道のゴルファーは、10月上旬あたりから、寒くなってくるので、ボールが飛ばなくなるってほとんどの人が言います。

それは、空気の密度が濃くなることと、厚着で、体が回らなくなることです。

この2つなのかと思っていたら、ボール自体の気温で、違いがあるか?って番組(ゴルラボ.TV)があったので、その結果をお知らせします。

測定条件

ブリヂストンの研究所で、ショットマシンで試打、トラックマンにて測定でした。

ボールは、ブリヂストンTOUR B XS
ドライバーヘッドは、ブリヂストンTOUR B XD-3 9.5°
シャフトは、ジ・アッタス 5X 45.25inch
気温は、18.8℃
ヘッドスピード、41.5m/s

想定結果

ボール温度 トータル飛距離 ヘッドスピード スピン量 ミート率
17℃ 239.6 41.5 2826 1.49
24℃ 246.7 41.6 2683 1.49
35℃ 243.3 41.7 2826 1.49
45℃ 226.3 41.4 3596 1.49
10℃ 222.7 41.5 3145 1.49
-26℃ 214.2 41.1 2442 1.41

※ゴルラボ.TV調べ

まとめ

寒いからといって、カイロなどで温めるとかえって、飛ばなくなる結果になっていました。カイロの温度は、53℃程度になるそうです。

ひと肌程度に、温まっているのが、ボール温度としては、BESTらしいです。

15℃を切った気温で、ラウンドする時は、ポケットに複数個のボールを入れてひと肌程度に温めてプレーするのが、少しでも飛距離を落とさない方法です。

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